明日から、ヨガのインストラクターの養成講習講座に参加します。
私が提供していきたいメニューが、オーラソーマと、もう一つがヨガです。
私がヨガに出会ったのは妊娠36週目、産院で参加したマタニティヨガでした。
私はフルタイムで働いていて、臨時職員だったので産休が取れないこともあり、体調面でもギリギリの36週まで働いていました。
そんなこんなで、ヨガに参加できたのも退職後。
出産がちょうど39週だったので、2回しか参加できませんでした。
しかし、そのたった2回参加できたことが、私の出産、特に分娩までの時間を素晴らしい思い出に変えてくれました。
殆どのヨガのクラスでも、最後にシャバーサナ(屍のポーズ)を取ります。
それまで使った身体を休め、全身の力を抜いてリセットするポーズです。
そのポーズの時にマタニティヨガのクラスでは先生が出産についての文章を声に出して読んでくださっていました。
その中でも未だに心に残っているのが「私は子宮です」から始まる文章。
その文章をシャバーサナをしながら聞くことで、陣痛への恐怖心や、出産への緊張感がとても楽になったのです。
- 陣痛は今まで大切に子宮に抱いていた赤ちゃんをこの世に送り出すための収縮の痛み
- その収縮の痛みに陣痛という名前をつけて嫌なものとして扱わないで
- 嫌なものとして扱うから余計な力が入り、呼吸を忘れて痛みを生み出だす
- 大切な赤ちゃんを今までゆりかごのように守っていた私(子宮)ですが、これが最後の仕事です
確か、こんな文章でした。←うろ覚え
それまで、生活や、仕事に一生懸命でお腹の子供に注意を向けることが少なかったので、子宮という臓器が人格を持ち、私に語りかけているという衝撃的な出来事でした。
お腹は大きく、前駆陣痛も強い方でしたが、初めてお腹の中の命を認識したかもしれません。
その文章を聞いてから、私は急速に母になる自覚をします。
この世に生み出す責任感もようやく生まれました。
そして、いざ分娩台に上がった時、私は痛みを受け入れ、マタニティヨガ繰り返し行った呼吸に意識を向けることができたのです。
出産は確かに痛かったし、すごく疲れたし、死力を尽くす時間でした。
(陣痛がついてから22時間かかりました)
だけど、陣痛の度に呼吸をしっかりして、力を抜いていたので、辛い思い出にはなりませんでした。
泣き叫ぶこともなく、陣痛に合わせて、委ねて、プロセスを信頼していました。
呼吸を意識し、余計な力を抜くことによって、痛みすらコントロールすることができたこと。
痛みを受け入れることで、辛い思い出を素晴らしい思い出へと変えることが出来たこと。
これは出産だけではなく、日常に置き換えることができるという大きな気づきをもたらしました。
自分を受け入れ、プロセスを信頼していくための時間をヨガを通して提供したいと思うようになり、今回、養成講座を受けたいと思うようになりました。
✅前回の記事 でも書きましたが、4ヶ月間、月に2〜3回博多に通います。
子供は小さいです。
やっと2歳をすぎた手のかかる子供です。
時間的にも、金銭的にも負担がかかります。
それを外側からなんと言われようとら私たち家族が話し合い、納得して決めたこと。
それだけが事実で、私たちの真実です。
明日からの4ヶ月間が素晴らしいものでありますように。
皆さんもどうぞ温かく見守ってください☺️💜❤️💕✨
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