山口県山陽小野田市
ヨガ&オーラソーマ®︎yukaria
藤本由貴です。
先日、誰かさんの思いつきにより、
全国一斉休校の要請が出て、
給食のある職業な夫を持つ
私にも大きな衝撃が走りました。
もちろん、一番に心配したのは
夫のメンタル面でしたが、
給食が止まるとなれば、
地獄のお弁当作りが始まります。
ところが、次の日、
「お弁当の冷食買ってきて」
と、夫さん、LINEしてきたのです。
ん?どういうことだ?
と思い、帰宅後聞いてみると
「来週からお弁当作るから」
と。
え?ご自分でですか???
結婚してこの方、
自分でつくったことないですよね???
「自分で作ってみようと思う」
と、夫さん。
なるほど。
この人、お弁当まで作るの???
半信半疑で、
生姜焼きの味付けをしたお肉や
小さくカットした鮭など、
手間をかけなくても
焼けばお弁当に入れられるものを
小分けに冷凍して
準備することにしました。
前置きとして。
私が自営になってから
夫の方が起きる時間が
30分早くなりました。
子供に早く起きて!と
急かすこともなく、
優雅に起きてくると
夫が保育園の主食や水筒の準備、
時々もう一歩進んだ準備まで
やってくれています。
しめしめ、です。
今はそこに、お弁当作りが入って、
いつ音をあげるかな?
と思っていたのですが、
今の所、続けていきそうです。
しかしながら、です。
初めの1週間は私の心が
どうにも落ち着かないのです。
先週会う人会う人に
言っていたのですが
「夫がついに、
嫁から卒業するかもしれない!
私はもう必要ないのかも…!」
と。。。
夫は、普段から帰宅後、
お風呂→お風呂掃除→洗濯を干す
食事→全員の食器の片付け
までを一連やっています。
毎日です。
土日、私が仕事や研修であれば
娘と二人で過ごします。
半年に1度くらいは
夕飯も作ります。
ま、たぶん、今まででも
私がいなくても
十分生活していけるんです。
が、ここで、私が唯一続けてきた
「お弁当作り」までも
夫が自分でしてしまうようになったら
私、一体何のためにここにいるん?
と、ひょこっと「無価値観」が
顔を出してきたんです。
「必要とされている」と
感じられる唯一の部分が揺らいで
なんとも居心地の悪い1週間でした。
が、この感覚も
1週間しか持ちませんでした(笑)
別に何かを乗り越えたとか
そういう感覚は無いのですが
夫自身がお弁当作りを楽しんでいるので
安心したのも一つ。
「今日はお弁当作りが早く終わったのに
家を出る時間がいつもより10分遅い
何でかな、、」
と言っていたり、
「鮭に味がなかった
あれは無塩鮭だったのか!」
と言って来たり、
夫婦の会話に新しい風が
吹き込んだのもあります。
結局、私はお弁当作りが、
強いては「夫のお世話をする」ことが
私の価値だと勝手に決めていたけど
それがなくても
私が私であることで十分に愛されている
ということがわかりました。
ドラマ、恋つづの中で
唯一私がキュンとした
天堂先生の言葉で
「俺はお前に世話して欲しくて
付き合ってるんじゃ無いんだよ」
というのがあるのですが、
きっと夫も同じことを
思ってるんだろうな、と思います。
(でも、誰もが
「手をかけてもらう」って
気持ちいいことだと思うから
夫も本心は「作って欲しい」
と思っているに違いない)
何とも取り止めのない話ですが
コロナウイルス感染拡大防止という名目での
休校措置やイベント自粛など
生活に大きな影響が出ていますが、
悪いことばかりではないな、と
私個人としてはフラットに
過ごしております。
0コメント