うちの夫はめちゃくちゃスーパーよくできた夫で、本当に私には勿体ない男です。
彼を心から尊敬している一つの側面に、家庭のルールは一般論ではなく、超個人主義なところ。
例えば、我が家は完全母乳だったので、卒乳した1歳までは1日たりとも離れたことはなかったけど、卒乳後初めての飲み会の日、娘の風邪が治りきらず、まだいつ熱が上がってもおかしくない状況でした。
楽しみにしていた、夜の外出、久々の飲み会が絶望的で、内心がっかりしていた私。
キャンセルの連絡をしようとした矢先、夫が
「え?行かないの」
と言います。
「子供がこんな状況なのに飲み会に出かけるひどい母親いないでしょ」
「娘は俺がついてれば大丈夫だから、行きなよ。ずっと楽しみにしてたでしょ」
「いやいや、普通、こんな時出かけないよ」
「普通ってなに?俺たちの子供の話をしてるんだよ。俺とゆきが良かったら良い、それだけの話でしょ。熱が上がってなにか大変な事が起きたら連絡するから、行っておいで」
と言ってくれ、送り出してくれました。
結局娘は熱も出ず、翌日はスーパー元気!!
しかし、私は久々のお酒の加減が分からず飲みすぎて二日酔い(笑)
夫は文句も言わず、翌日のお昼まで寝かしてくれる神対応でした。
※私の名誉のためにお伝えすると(笑)、娘のご飯は翌日まで問題ないように仕込んでいました(笑)
今、思い出してもなんだか泣きそうな話なんですが、いつもそういう超個人主義な基準で、我が家は、居心地の悪い一般論であったり、根強く残っているジェンダー問題(男は外で稼いで、女は家庭を守る的な)は、ことごとく適用外です。
だからこそ、私はオーラソーマも娘が7ヶ月の頃に学び始める事ができたし、3ヶ月間、月に3回博多にヨガの養成コースを受けに行く事が出来ました。
すごくストレートに「3歳までは母親が見てあげないと可哀想」とぶつけて来る人や、「旦那は休みの日に※子守か」と言って来る人もいます。
※子守って言葉は隠れたジェンダー問題の一例。母親が子供と休日を過ごしても子守なんて言葉使わない。
だけど、それを笑って流せるのも、夫が全くブレない個人主義を貫いているからこそ。
もう、本当に、夫はこの辺りブレない。
我が家の夫婦関係を良好で快適に保つ秘訣。
それは、
選択の基準は二人が快適かどうか
一般論を二人の間に持ち込むということは、二人の軸を他人に明け渡すこと。
世間がどう思うか、そこに重きを置いてしまうと一気に選択の幅が狭くなり、心が窮屈になる。
二人に軸を戻し、お互いがどう思っているかをとことん話し合うと、選択の幅が無限に広がって、その中でもお互いが快適でいられるものだけを選んでいく事ができる。
自分たちで創った「家族の今」だからこそ、外からなにを言われても、その選択への信頼は一つも揺るがない。
特に子供に関することは私たちはとことん逃げずに話し合ってきた。
その時その時の、悩んでとことん話し合った私たちのベストが「家族の幸せを創る」コツとも言えるかもしれない。
二人だから創ることのできる家族の今を重ねて、この先も幸せと愛に溢れた時間を過ごして行きたいと思います。
0コメント